【ダイレクトトレード】コーヒー農家さんから直仕入

もくじ

ダイレクトトレードのメリット、デメリット

トロゴサリ村バナナ

ダイレクトトレードはメリットもデメリットも存在します。また、メリット・デメリットという表現も語弊が生じてしまうので補足すると「ダイレクトトレード」は、誰が、どこに本質を置くかによってその意味は変わっていきます。

あくまで、買付けの視点でメリットとデメリットを書きました。

メリット

  • 農家さんの個性が反映される

ダイレクトトレードの良さは、農家さんの個性が反映されることなのではないかと考えています。通常、小さな農家であれば農協に卸してしまえば他の農家の豆と混ざり、同じ産地の豆としてラベリングされてしまいます。しかしダイレクトトレードだと、クオリティ向上や個性を大切にする農家さんの豆をストレートに商品に反映されます。

  • 農家さんのストーリーが見える

今飲んでいるコーヒーがどのようなルーツで、どんな人に育てられ、どういう経緯で消費者の手に届いたかということが見れます。スペシャルティコーヒーの時代、良質なものを届けることが大前提だと私は考えています。その先に、生産者のストーリーを覗きたくなるのです。バリスタ時代、お客様に生産者について質問された際に、薄っぺらい知識しか話せず歯がゆい気持ちになったことがありました。このストーリーこそが、ダイレクトトレードの意義だと自らの経験を通して思っています。
また、流通の透明性、トレーサビリティが明確なこともメリットの一つです。

  • 消費者のニーズに応えやすい

あくまでARGO COFFEEの中の話なのですが、私たちの農園は少量生産です。コーヒーのニーズや流行りは常に変化しているので、需要の変動に合わせて精製方法を変えるなどの対応が可能です。商社が契約している大規模農園の場合、大ロット生産のためニーズにフレキシブルに対応することにリスクが伴います。量より質の時代、ダイレクトトレードは生産者だけでなく消費者にもメリットが大きいです。

デメリット

  • 社会情勢の影響を受けやすい

例えば新型コロナウイルスの影響で、村からの物流が停止してしまうなどという事態に直面しました。産地からダイレクトではなく日本国内の商社から仕入れる場合であれば、国内の倉庫に在庫がある限りは供給がストップするという心配はありません。

  • 求められる責任が多い

ダイレクトトレードは、生産者とバイヤー(または焙煎所)の1対1の取引になります。したがって、互いの信頼関係が最も大事なことだと考えています。農作物は気候の影響を受けやすいため、品質が毎年一定とは限りません。品質を見た上で価格を決める中間業者を設けないため、バイヤーが良し悪しを見る必要があります。生産者とのコミュニケーションが大切になり、産地に足を運ぶことも必要です。バイヤーの枠を超えたやり取りをすることが必須事項になってきます。つまり万が一届いた豆の質が悪い場合も自己責任というリスクが伴います。

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著者情報

もかちゃんのアバター もかちゃん Argo Coffee運営・コーヒー生豆バイヤー

オンラインストア運営・バイヤー・ライター。小規模農園のコーヒーを買付け、焙煎し販売しています!世界周遊27カ国。焼き菓子作り・アート・映画・音楽も好き。将来の夢は、自然の中でゆっくり暮らすこと!

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